伯耆大山・ 大ノ沢右岸稜 (2010年 2月21日)
■桝水スキー場から見上げる伯耆大山はまさに「伯耆富士」・・端正に鎮座するピラミダルな山容は中国地方の盟主の貫禄十分である。
明日、日曜の好天が約束されたかのような上々の天候状況の中、前夜に集る山の仲間、桝水スキー場駐車場での晩餐会は 和やかに
華やかに粛々と執り行われたのであります。
当日早朝04:00起床〜 気温はさほど低くはなっていない。チャチャっと朝の支度を整えて早速出発、スキー場右手の林道からの
アプローチ・・ツボ足ラッセルのトレースの跡を追い大ノ沢方面に向う。堰堤の連続する下部の区間は少々ブッシュもうるさいが、参加人数も多い
今回の行軍ではピッチの早い先頭交代でペース良く高度を稼ぐ。そして最後の堰堤を越えた辺りからはブッシュも無くなり、誠に快適・爽快!な
雪面登高の始まりであります!
■早朝04:00起床〜まだ夜の明けきらぬ未明06:00行動開始、桝水スキー場右手の林道からのアプローチで大ノ沢堰堤脇から登高開始!下部はブッシュ少しうるさい。
■堰堤の連続区間、下部で汗を流すプーさん他♪ ■ミカンさん馬力十分のラッセル行軍・・アルプスも大丈夫ですよ!? ■工作員@エロエロセブンとワタ様♪
■印象的な区間・・☆ 青空に向かって、あのジャンに向かってひたすらラッセル。景色がいいと ラッセルモタノシイデショウ・・^^;?
■右手に左岸稜も迫ってきた。 ちょっと世間離れした景色に酔いますね〜
■ジャン基部まで到達・・ここでアイゼン&ピッケルに交換。 右回りに巻くトラバースが微妙なので 3組に分かれてアンザイレン。 トラバース斜面かなり立ってますよ。
■ここは雪が氷化している斜面。 皆さん、アイゼン前爪とピックを使っての登高!全員問題なくクリア! 更にもう1ピッチ登って少し平らになる。
■登って来ましたねー! あの遠くのピークが大ノ沢右岸稜の頭です・・! 一直線に行きましょうー☆
■右岸稜の頭の痩せ尾根に ふたすじさん♪ ■チーム・ミチヲも頭に到着!
■全員揃って 右岸稜ピークで記念写真♪ 皆さんいい顔してますよー◎ ■出雲富士が青空に映える・・今日は素晴らしいお天気でした◎
■皆さん 大ノ沢右岸稜登高お疲れ様でしたー! 爽快な尾根を青空に向かって気持ちの良いラッセルが出来ましたね♪
典型的な裏日本型の伯耆大山にとてっては信じられないような好天だったと思います。これも善男前女の日ごろの行いの恩恵ですね◎
それではまた 妙なる雪稜でお会いしましょう♪ 御機嫌よう。
■時 期 : 2010年 2月21日
■地 図 : 伯耆大山概念図
■メンバー : チャ〜、ミチヲ、マッキー、百名山、ヤッタロウ、ふたすじ、ワタスゲ、ミカン、テツ、ヒナ、プー、タカポン、SG
続いて・・・! 伯耆大山北壁・中ノ沢〜滝沢リッジの簡易レポート
■2月20〜21の週末、特に21日は韓国からの大団体さんも夏道から登ってまして山頂付近は大賑わい♪ 青空の下、伯耆大山を大満喫できたと思います。
一方北壁の中でも、別山中央稜に弥山尾根は人気が集まりましたが、それより向こう側・・(ドッチ側?) の中ノ沢付近にはトレースも無く純白の雪面が広がって
いました。 そして日曜日、その中ノ沢方面にトレースが刻まれたようです。 取り付かれたパーティーはISOさんと PRINCEの二人パーティー。
元谷からラッセル行軍に汗を流して 見事完登された中ノ沢から滝沢リッジの様子を少し紹介します♪
■元谷から一部 腰までのラッセルで中ノ沢 取り付き点を目指す・・PRINCE ■中ノ沢 取り付き部
■中間部の雪面登高。 ■中ノ沢最上部・・結構な傾斜に見えますが・・・^^;
■抜け切りの滝沢リッジのナイフエッジ☆
■ISOさん、PRINCEさん、中ノ沢〜滝沢リッジ完登お疲れ様でした!
この日は今シーズン最高のお天気でしたね! 日ごろの行いの良さの
賜物でしょうか♪ また宜しくお願いします。
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