〜山桜舞う春の渓〜 沢開き
五家荘・大小屋谷支谷 - ナルコ谷〜五家宮岳 (2010.04-10)
■2010年春・・・渓流解禁の時期がやってきました。渓流釣りファンにとっては3月1日と言う明確な解禁日がありますが、曖昧に水の温む時期を虎視眈々と狙う
沢屋さんには心ここに有らずの4月でしょう。さてそこそこお天気も良さそうな4月2週の週末、今シーズンの沢初めに出かける事と相成りました。沢初めに向かう
のはやはり脊梁界隈・・・新芽の芽吹き、山桜のマダラ模様の山肌、優しい渓のセセラギを楽しむにのに最適の地域でしょう。今回のメンバーは出発寸前で急遽
仕事の入った残念なミチヲを置き去りにして、 チャー、天唐、マツジュン、綾吉に私・・そして、桜色いっぱいのテツコップの6名。 新春の渓の足を浸しては、
今シーズン沢生活の無病息災、遡行安全、良縁成就、そして沢屋にとって重大問題であります 『家内円満』 を祈願し、粛々と沢開き神事!執り行います。
■大小屋谷からの侵入〜取水堰堤を越えてすぐに注ぐナルコ谷出合いにて沢開きの神事。お神酒に御塩を上げ森・山・渓あらゆる神々に安全を祈願する。
■さて、ナルコ谷遡行開始! ■天唐さん久々のフィールドです。
■ナルコ谷の下部は原生林豊かで良い感じの渓だ。 ■沢歩きの感覚を取り戻しましょう。
■っと、目の前にそこそこの2段滝!
■真っ直ぐ登ろうとトライしたが10秒も水に入ってると冷たさで股間が痺れあがって・・退散!左岸巻き♪ 春の日差しを浴びて、マツジュン、綾吉遡行に耽る。
■桃色いっぱい@テツコップも沢に親しみました♪
■春の渓・・と言った感じですね〜パステル調の陽射しです。
■背後には満開の山桜が青空に映える! ■まぁまぁの斜滝は奥の土壁を登る。
■この辺りの感じは良い♪
■遡行する事暫くで 目の前に大きな堰堤が! そこには地図にも無い立派な林道が通っていた・・何でこんな所に舗装路が要るんだろうかねぇ・・・
■さて、気を取り直して林道から更に谷の奥に詰めあがる。バイケイソウの生える斜面の浅い薮を漕ぐことしばしで、縦走路に脱出!浅いヤブコギに笑顔の綾吉。
■反対側には樅木本谷を挟んで向霧立越山地が峰を連ねる。左の高い山が国見岳かな。 ■縦走路をしばし歩いて五家宮岳山頂に到着!
●無事に五家宮岳山頂に到着! 皆さんお疲れ様でした。今季初となる沢初めのナルコ谷は、癒し渓で感じの良い谷でした。林道さえ無ければ更に
高感度アップでしたが、まぁこんな物でしょう♪ 今シーズンも何度か訪れるであろう脊梁産地の山と渓、重箱の隅をつつくような沢・山歩きで楽しみ
たいと思います。 小休止したらさて下山!
■縦走路から西にそれて植林帯を進むと・・・ ■すぐに朽ち果てた林道に出るのでこれを伝う。 ■山肌を彩る新芽に山桜を鑑賞しながらの林道歩き♪
■暫くは南に続く縦走路を辿ったが適当な箇所で進路を西に取った。植林帯を少し歩くと古い朽ちた林道に出たのでこれを伝う。30分強も歩いただろうか、綺麗な
舗装路に合流さらに西に進む。ひょっとしてこの舗装路が先ほどナルコ谷を横切っていた道に繋がっているのだろう。さてまだまだ長い林道歩きであるが辺りの景色・
時折魅せてくれる素晴らしい原生林・・一泊したくなるような樹間の広い林を眺めたり、山桜の斜面に見入ったり、布袋竹の竹林に狂喜乱舞したりしながら下ってると
林道歩きも楽しいもの物です! そうこうしている内に入渓点近くに差し掛かって、再び薮尾根に突入!
■瞬間、転がりそうな急斜面を下りに下ると・・・ ■ピッタリと駐車場所に帰着しましたとさ♪
■2010年度の沢初め、無事に下山完了、皆さんお疲れ様です。
今年も脊梁に始まり脊梁に終わるかな・・?! などと考えつつ今年一年の沢ライフが
充実の渓との出合いに恵まれますよう願いましょう♪
因みにこの前日も、前夜祭神事で大変盛り上がりましたが、やはりテッチャンネタが
最高の肴でしたっけね・・・^^; 翌日の日曜はテツコップとミチヲは鶴見一気登山に
エントリー! 好成績でのゴールと相成ったのでありました。皆元気ですね〜♪
それではまた魅惑の渓で会いましょう。御機嫌よう。
■時 期 : 2010年 4月10日
■地 図 : 葉 木 ・ 椎 原
■メンバー : マツジュン、 テツ、 チャー、 天唐、 綾吉、 SG
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