鬼ヶ鼻岩・ヘッドウォール〜 クラックライン (2010年 5月9日)
■福岡市民憩いの場・・・背振山地の中ほどに、顕著な岩場の山頂を持つ鬼ヶ鼻岩山、その展望は実に見事!
何度訪れてもその絶景に見入ってしまいます。その山頂岩場には 人工登攀華やかりし、古きよき時代に開かれたルート
が数本あるようですが、どのボルトも朽ち果ててしまって、今では殆ど登る人も居ないようです。(よく登ってる人がいたらゴメンナサイ)
地元の山だけに何度も通って眺めているウチに・・ひょっとしてフリーで、トラッドで通せるラインとか無いのかね〜・・と偵察を重ねて
おりましたが、今回ちょっと覗いてみる事にしました♪ 強力なビレイヤー@綾吉っちゃんヨロシクね♪
■ミツバツツジの時期なので椎原峠登山口界隈は車が多い。ここから鬼ヶ鼻岩まではボッカ・遠征の時より随分重いよね^^;満面にぶぅぶぅ感を出す綾吉っちゃん。
●ひと汗流して・・鬼ヶ鼻岩直登ルート沿いある取り付き点に到着。まぁ、確かにブッシュが多くてあまりスッキリした下部じゃないけど・・とりあえず行きましょう♪
■1ピッチ目:NP
■山頂から見てだいぶ左手の岩場の下部からの取り付きとなる。ここが一番
スッキリしているような感じだが。往年の名残のリングピンが錆びて朽ちて
かろうじて面影だけ残している。 やはり昔のラインはカンテ上を真っ直ぐに直上
人工で登られていたようだ。
今回の取り付きは 中央の切れ込みの部分から・・ナチプロがよく効きそうなクラック
が所々にあるので安心して登れる。難易度も低い。
この上は右手にトラバースして行くと 例のクラックが出てくる。
■これがその下から見えていたクラック・・短いけどね〜・・^^; ■抜け口がちょい厳しい・ややかぶってるので大変でした。
■何度か偵察した時に下部から見えていたクラックライン。
大きさも手頃ですが短いですね〜・・あと10mくらい延びていれば良いのに。
実はこのクラックの内側には結構ガバだらけなので上部までは問題なく抜けれ
ますが抜け口のかぶりがちょっとイヤラシイかな。
因みにこの上はまたブッシュ・・・^^; ちょっとブッシュを歩いて最後のピッチを
模索できそうでしたが、きょうは時間切れでここまで。
■偵察登攀終了。 1ピッチ目の終了点もブッシュで、2ピッチ目抜けた後もブッシュ・・^^;
確かにあまりスッキリはしていないけど山頂まで抜けるにはあと25mくらいの壁が残っていて
ここはスッキリしている・・・が終了点はやはりブッシュでしょう。
上からも降りてみましたが最終ピッチは全体的にかぶり壁なので、フリー通しは難しいかな・?
巧くクラックか何かが続いてくれていれば可能性はあるかもしれません。
それでは、またの機会をお楽しみに♪ 綾吉っちゃんビレイお疲れ様でしたー★
■時 期 : 2010年 5月9日
■地 図 : 背 振 山
■メンバー : 綾吉、 SG
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