万緑の谷道・西の内谷川より
ナカダシゴヤノ谷〜七遍巡り〜白鳥山周回     (2010年5月29〜30日)
■脊梁山地に緑が輝く季節、山芍薬には少し遅いかもしれませんが七遍巡りから白鳥山界隈の新緑には最高の季節かと思われます。
今回は西の内谷川からの浸入で、白鳥山付近の緑萌える稜線付近を満喫し、首尾よく周回できたらお慰み♪ 
源流付近に広がるどの枝沢を詰めあがろうか楽しみな所です。 さて、今回新緑の脊梁逍遥に繰り出すメンバーは久々にご一緒できるひとすじさんを筆頭に、
ふたすじさん、百さん、ワタさん、ヒナさん、天ちゃん、綾吉と私の9名。

西の内谷川沿いの古道を巡って緑渦巻く脊梁の奥地へ参りましょう〜、そうです、ここは歩きやすい涸沢・・のはずなんですけどね・・・


  
●いつものように八八重の集落付近をベースに身支度を整えて、西の内谷川沿いの作業道を進む。昨年12月までは工事中だった堰堤が完成してて
真新しいコンクリートの構造物を晒している・・ちょっとこれどうかね
〜。。堰堤を越えてビックリ!涸れ沢どころか学校のプール並みに発達した大きな堰堤湖に
なっている。右岸を更に巻きながら適当
な箇所から沢に降りるが、昨日までの雨で谷は増水・・どうしても水に入ってしまうような・・・ちょっとなんだけどね。
たまたま水陸両用の靴を履いていたので
ちょいと河渡し役に♪、何とか谷に降り立った



■堰堤湖を越えても中々水が涸れない・・どころか、とうとうと流れてきた♪アクアマリン色の水流が気持ちいいけどね〜!   ■色鮮やかな鱒茸成菌



    ■なんとも雰囲気の良い沢筋。 極めて綺麗な水の色が最高☆
    



 


      ■特徴的な一枚岩のナメ滝・・・雨でヌメリが流されて、とてもフリクションの良い岩肌でした♪ 
      



■この辺りは一部伏流している区間があったが、またすぐに水流が出てきた。 やっぱ増水してます。
 

 



■背後には大規模な岩壁が・・・脆そうな石灰岩みたいだね〜。                ■降り注ぐ原生林の緑★
 




■ヨコサイ分れの上流〜いつも水流の豊かに流れている区間にテン場適地があった!早速タープを張って野営準備開始! 付近には流木も沢山ある♪

■取りあえず初日の行動無事終了!ネグラも確保して早速プシュ!!乾杯〜♪ 沢沿いで飲むビールはなぜにこんなに美味いのかね〜★ タープ2枚で9人余裕
 のリビングエリアが造れた。 外はまだ明るいからちょっと遠慮しながら楚々と晩餐の宴が始まる。山中タープ泊での開放的な一晩では話題に事欠くことは無い、
 楽しくて平和な時間が流れていく。 今宵の薪は乾燥度合いもほど良くて、何の苦労も無く火が熾った。皆さんそれぞれ寝たり・食べたり・また起き出して飲んだり、
 食べたり・また寝たり♪自由キママで快適で、思い出深いな一晩でした♪




●2日目・晴れ


■朝も軽快にお目覚め〜サクッと出発!途中アチコチに芍薬群生地が広がっていた★  ■朝の木漏れ日が差し込む爽快な源流域。
 


■現在地を確認する・・そろそろ分岐かな。                 ■アンドウゴヤノ谷とナカダシゴヤノ谷分岐点。左奥のアンドウゴヤノ谷は凄く雰囲気が良かった!
 
 ■林道出合い直前の急斜面を駆け上がる。
 



■沢涸間近で噴出す汗を流すPoohさん          ■原生林が素晴らしい★                      ■林道出合い付近で一服。


      ■稜線も近くなってきた辺りは見事なブナ林が渦巻いている! 素晴らしい。
      



■傾斜も緩んで快適な斜面を行く。                                ■ワタさんこの度はお世話係にアレコレとお世話になり、ありがとうございます!
 



■みめ麗しき淑女トリオ・・・その名も♪
■七遍巡り稜線付近にはトリカブトの大群落!と芍薬のお花畑が一面に広がっていた。 
 山芍薬は既に花の時期が終わって結実していたが、中には蕾のままのものがある・・
 季節はずれでこれから咲くのか?!はたまた蕾のまま朽ちて行くのか・・・?
 カンカンガクガク 色々意見も分かれたが、この三人の淑女は間違いなく、
 『
コレカラサクヤ姫シスターズ』 である・・・らしい・^^;


                ■七遍巡りピーク・・・ コレカラ飲ムヤ姫♪
                




■七遍巡りから先は快適な縦走路が広がる・・・特に水上越手前付近の原生林は今回の歩行区間の中で最高のロケーションだと思いました。夥しいトリカブトの群落♪
 
 ■存在感溢れるモミジの大樹★ 紅葉も凄かろう。
 



■白鳥山山頂!
 ■白鳥山山頂に到着!皆さんお疲れ様でしたー!
 七遍巡りからも結構な距離とアップダウンがありましたし、白鳥までの最後の
 登り返しも結構なアルバイト・・♪ 原生林に囲まれながら快適に踏破できたのが
 何よりでした。 さあここでしばし一服したらウエノウチ谷登山口方面に下山・・・
 そして舗装路に出てから更に1時間30分の林道歩きが待ってまるのであります。

 そんなこんなの林道歩きも付近の景色を眺めながら歩いているとアッと言う間
 ですよね♪
 それではまた あの・・アノ源流域でお会いしましょう♪ また来ますよ◎

               






■時  期  :  2010年5月29〜30日
■地  図  :  杷木・椎原
■メンバー  :  ひとすじ、 ふたすじ、 百名山、 天唐、 Pooh、 ワタスゲ、 ヒナ、 綾吉、 SG








                                                      
























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