背振山系・椎原川源流〜板屋谷(仮称) (2010.07-03)

■背振山系の谷は、西の井原山に上がる野河内渓谷から金山〜背振山までその北面に注ぐ谷は全てが室見川の源流、坊主滝で有名な金山沢も、
 花乱の滝を抱える滝川谷もみな室見川を経て博多湾に注ぐ。 どれも沢愛好者にこよなく親しまれている秀渓だが、まだ影に隠れてひっそりとせせらぎの
 音を響かせている沢もありそうだ。梅雨の時期、増水気味な時にこそ映える谷・・・この辺にはまだそこそこありそうですよ♪



■一見、このガードレールの下に川が流れているとは見逃しそうな入渓点。入ってすぐに小さな釜が水を湛えていた。    ■下部は植林帯の沢だ。

●早良方面、大門から板屋峠へのアプローチ、途中にある晴美荘付近の椎川はそこまで増水してはいない・・・この辺りあんまり降らなかったのかな?板屋峠に入って
 すぐ右折して椎原方面のわき道に入る。ガードレールの箇所から入渓〜暫くは味気ない植林帯を淡々と遡ること暫くで辺りは自然林となり、俄然雰囲気が良くなる◎



■自然林になる辺りから渓流らしくなる!                             ■水量もそこそこ多い。
 



■花崗岩質の綺麗な渓だった。                                     ■景色も宜しい♪
 

 
 


■クサアジサイ                        ■カメラにも一歩も引かずハサミを振りかざす沢蟹♪   ■これはわさびかな?



■所々ブッシュのうるさい箇所もあるが概ね快活。中流の二股を右に進路を取る事しばらくで・・おぉ、先に何やら滝らしいのが見えてきた!この谷最大、三段の滝!
 
 



■これは美しい滝!大渓谷にあれば普通・・だろうが、ここに有ればこそ輝く滝。三段目はすり鉢状に広がる三条の滝10m弱かな・快適に登れる。真ん中は結構難度あり。
 
 ■滝の上流も尚快適な渓に。
 




■背振山系特有の花崗岩質のフリクションの良い岩だ。 源流近くになると尚花崗岩が目立つ。この区間は特に感じが良かった。
 
 ■源流付近・・花崗岩のナメがしばらく続く。 いいねぇ〜♪
 



■最源流・・沢詰めのギリギリまで水流は流れる。このまま特に急斜にもならない谷を淡々と詰めると、 縦走路に飛び出す。
 


 ■板屋峠道縦走路へ飛び出した。 右へ進むと航空自衛隊道を通って背振山から
  唐人の舞方面へ。 今回は左に進んで板屋峠へ向かった。

  終始雨に降られながらも、中々雰囲気の良い谷だったと思います。
  ほんの2〜3時間コンンパクトに楽しみたい時には良いかな。それとある程度
  水量が多いときが狙い目。 普段はチョロチョロの水量かもしれません。
  時間が有れば背振山〜唐人の舞〜小爪峠へ周回を描くと充実するでしょう♪

  板屋峠ピークからランニングで30分もあれば入渓点まで戻って来れる。
  今回 ステルスでの走ってみたが・・やっぱランには向いていません。 
  帰路に走りを想定するならキャニオニアですね♪

  それでは皆さん、また妙なる渓でお会いしましょう。








■時  期  :  2010年7月3日
■地  図  :  背 振 山
■メンバー  :  単  独







                                                     






































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