鹿川エリア ダキ山北面・デルタルンゼ(仮称)(2012.01-29)
鹿川地区に鎮座するダキ山・・一見 何の変哲もない山なのだがその北面の様子が徐々に明らかになっていった。西に座する竹の畑山から
始まる稜線は、ダキ山西峰〜ダキ山本峰を経て、国見山まで長い稜線を持ち、その北面の一定の標高帯に急峻な岩盤帯を抱える。
おそらく夏場は 息も絶え絶え程度の水流しか無いのだろうが、この水量と北面に向いたロケーション・・それに奇跡的に与えられた
”開けた空間” が思う存分に 凍えた北風を招き入れ、南国宮崎とは思えない氷瀑を発達させるのだろう。
今回もそんなダキ山北面エリアの一つの谷に分け入るのだが、ここは昨年年末のクリスマスに一日かけて偵察した地域で、この日の偵察
では大きく2.5箇所のエリアに可能性を秘めた氷瀑の谷を5本、確認している。 今回はその偵察で「D滝」と仮称した氷瀑に向う。
今回の氷瀑ハンターは iso, Y村、 王子、 kero, ayakichi, sg の6名に、大御所@三澤さんのご同行付きで安泰だ◎
アプローチに汗を流し、徐々に迫ってくる北面の岩盤帯・・・ さて、この奥に眠るのはどんな氷瀑だろうか☆
■出発点は鹿川キャンプ場奥の駐車場kからアプローチ・・この時期キャンプ場は閉鎖されている。下部の植林帯から自然林へ移り変わる頃から急傾斜に汗する・・^^;



■デルタルンゼ出合のF1≒40m リードのisoさん。 続いてY村さんに王子がザイルに続く。

■続くF2≒50m 登り頃の傾斜で快適なアイスクライミング◎ ■怪獣@綾吉も雄叫びあげながら アナコンダ炸裂!

■F2終了点から・・・ ここで左股を分けるのだが・・この左股に潜むゴルジュ滝が見事だった☆

■F3 二段構成≒50m快適に♪ アイゼン&アックスがサクサク決めるケロ! ■F3上部の小滝&ナメ滝の連続区間・・・奥に見えるのがF4☆

■F4取付点にて、次代を担う九州クライミング界の貴公子@王子と、博多の胃袋を担う綾吉♪

■ここまで快適に登って来て F4取り付き点にて小休止。
遠目にはかなりの傾斜で直瀑っぽく見えたが・・大丈夫か!?
デルタルンゼはF1から上部、ほぼ氷以外の物は蹴らない、
叩かない・・と、見事な氷の回廊となっていた。。。
ここにもあったかと、ダキ山北面の奥の深さを痛感する。
■デルタルンゼの白眉的氷瀑 F4≒ 50m。 気象条件によって全く違う様相になるのではないだろうか! 王子サクサク登る◎

■ファイナルF5≒ 20m この氷瀑でアイス区間は潔く終わり目の前に稜線が迫る。 ファイナルピッチを終え懸垂と歩行を交えF1まで帰着!

■ダキ山北面・デルタルンゼ1本取り☆ 最深部まで全容解明にて無事下山完了。
皆さんお疲れ様でした!
まだまだこの時期としては暖かい・・と言いながらも、先週のアルファルンゼ登攀時
よりもかなり気温は下がり、想像以上の発達振りでした◎
そして谷の内容も充実! 大満足の氷の回廊へと発達していたと思います。
この条件でコレですから、大寒波が続くと凄まじい形相になる可能性もあります。
まだまだこのエリアには 静かに眠る大物が・・どこかの岩陰に息を潜めている
かもしれません。
それではまた、未知なるルンゼでお会いしましょう。 御機嫌よう!
■時 期 : 2012年1月29日
■メンバー : 吉村、 王子、 iso, kero, ayakichi, sg
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