脊梁山地
  ヤマノツ谷〜 上福根山                        (2012.06−03)

■九州脊梁産地の中央部、平家所縁の里「五家荘」に鎮座する盟主”上福根山”・・・ 向霧立越山地と対峙して堂々とした山容を呈している。
 この界隈、国有林伐採の憂き目に遭った頃の古い林道が網の目のように発達して
いるが今ではもうその殆んどが朽ち果てて、廃道となったりまた、
 自然に還ったり
している箇所が多い。伐採後の斜面も2次林の原生林が青々と茂り、渓谷の清涼感と相まって脊梁の脊梁らしさを醸し出しているのだ。

 さて、今回遡行した「ヤマノツ谷」は、25千の地図には「汗の平谷」と記載されている。見る限りにおいては流域面積も広く、付近に林道らしき物も
 横切っていない・確かに
上福根の南面には古い林道が稜線近くまで達しているが、北東面には何も無い筈。。と、思っていたんだなぁ〜・・これが。
 まぁ、どうなるか仕上げをごろうじろ・・ってわけでいざ入渓!
 鬼が出るか蛇が出るかお楽しみなとこはあるが、稜線付近に広がる原生林は間違いなく我らを迎えてくれるでしょう◎



■下山予定地である横平の集落付近に車を停め、沢身に整える。入渓地点の山の津川堰
堤付近から下流を覗くと、トウトウと清き水が流れているが・・んん!?
 ・・川底の岩に薄く土
砂が積もっている箇所がある。 何かの間違いと見逃したいぐらいの心境だが、恐らくそんな遠くない上流に堰堤か何かあるのでしょう。
 ヤマノツ谷に架かる橋の右岸に付けられた立派な踏み後をしばし辿ると、釣り人の姿が見える。巻き道を使って大きく回りこんだ先から入渓〜・・
 渓谷のアチコチに人工構造物が点
在してるので、やはり堰堤か・・いや林道でも横切っているのか?!




■入渓直後 なかなか雰囲気のある連瀑・・上部が見えないが何かありそう! ぐいぐいと、リードで突っ込む綾吉☆ シゲさんに確保してもらいつつ全員突破☆
  


■点在する斜滝、小滝をこなして進むと、中々存在感のある連瀑が架かる。この上部は
将にウォータースライダーのような樋状のゴルジュとなているが水圧が厳しい。
 しかも人
工のパイプが吊り下げられていてちょっと興ざめ^^; この先に何と立派な林道が横切っており車で浸入してきた人々が橋の上から見物していた・・^^;



■行程中、最も時間のかかった連瀑帯・・最初から低い箇所から巻けば早いです。連瀑帯の上部はこれまた見事なスライダーゴルジュ・傾斜もあって中々シビア^^;v
  



■何と!この付近は伐採と堰堤の連続区間で、土管ゴルジュも出現! 厳しい土管ゴルジュを正面突破すると、工事現場に出て、右側に付けられたソマ道を辿って、
上の二股まで
進み右股に浸入。ここもも一度廃道が横切るがその上部からは原生林で、脊梁らしくなってくる。ここから本当の意味での遡行開始・って感じかな♪



             ■脊梁らしい渓相に・・・ ケヤキの大木も出てきた!   しばし倒木も点在する谷を淡々と遡行する。
  
  ■付近にはフタリシズカが群生していた!
  



■二股から上部は完全に脊梁らしさ・・・漂う渓相となる。 左岸の崩落が激しい箇所もあったが地形的にも無理も無い話かもしれない。清涼感たっぷりな滝☆
  



               ■ズンズン斜滝を越えて進む・・・付近は自分自身も染まってしまいそうなくらいの深緑・・・ 素晴らしいー☆
  

  



      ■これぞ脊梁の源流域 ・・・ 苔むした風情・・・ 地衣類はびこる もののけの森 、 それは命の源☆
      




    ■谷に別れを告げ、適当な尾根筋に這い上がる・・・最初はかなりの急傾斜にあえぐ・・頑張れ、頑張れ! そして稜線に達するのだ!
  




■上福根山頂! 一本取りました☆ お疲れさん。

 ■上福根山頂到着!皆さんお疲れ様でした☆中流域の人工っぽい渓相を見た時、
 逆にこれなら人は入らないかな・・・と、浅く思いましたよね♪ しかし稜線付近は
 予想通りの見事な原生林☆ 脊梁は乱開発・ 国有林伐採・ 林道の整備・ 
 二次林・・など、過去の負の遺産を背負いながらも くじける事無く、 その魅力
 たっぷりに入山者をもてなしてくれる・・・ そんな慈悲深さに惹かれます◎

 脊梁フリーク・・・ これからも足しげく通いたいと思います!
  


 それでは皆さん、またもののけの森でお会いしましょう! 御機嫌よう◎




■下山中・・山ガールに紛れて若干1名、雰囲気の違う方は・・・ 安来節関係の方!?    ■ミワちゃん・・うつむいて笑い、堪えてませんか・・・?♪
   




■横平の集落付近にて。 長い林道歩きでしたが・・・


● えぇ〜〜〜、多くは語りませんが、下山中に得意げに花と一緒にポーズを 
 決めておられる おっちゃん風の人。

 私は普段、あまり他人のプライバシーには拘りませんで、「素顔モロだし」 

 主義なのですが、・・・こればっかりは、目線を入れてしましますよね・・^^;  


 いや実に見事、貫禄たっぷりで アッパレです・・・ (笑)






■時  期  :  2012年 6月 3日
■地  図  :  五家荘概念図
■メンバー  :  シゲ、 ワタ、 ミワ、 マス、 ケロ、 アヤ、 sg








                                               














































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