日之影川水系〜煤市谷・右股(二の沢)〜追越峠   (2012.08-19)

■日之影川水系の煤市谷・・・ 久々の再訪◎ 2007年に入渓した時の下山時に、藪尾根から見えた直瀑大滝が脳裏に焼き付いていて、
 いつかあの滝を見に行きたい・・と願っていた。 地図で確認
すると煤市谷本流には二つの右股が入っていて、目視で確認した限りにおいては、
 滝の両岸・・
特に左岸の岩稜帯が発達している。とすると・・等高線を眺めていて、「こりゃ右股・二の沢(仮称)だな」、と見当をつけてから幾年月
 ・・チャンス到来! 天気も上々、いざ出陣しますか☆
今回は下山時に、追越峠への道を辿って、煤市集落まで歩いてみるのも楽しみの一つ♪
 あの追越峠のお地蔵さんは、元気にされているでしょうか。




■煤市集落を少し過ぎた地点の広場に車を停車、入渓地点まで歩く。静かな煤市集落に夏の太陽が燦々と降り注ぐ。 「煤市橋」から入渓し遡行開始! 
 しばらくは暗いゴロゴロの渓流を、ヌメリに
気を付けながら遡行。




■ゴーロの谷を遡行する事しばらくで、スダレ状の滝やら小滝が現れ、CSの二条滝はあっさりと左岸巻き。その直後に煤市谷名物・・規模の大きな斜滝が出てくる!
  




     ■パッっと開けた渓 いっぱいに広がる規模の大きな斜滝。 左側を快適に登れる。
     




                      ■斜滝を登る綾吉女将さん@鋼の胃袋♪  斜滝の上は開けたナメが広がる。
  



■すぐに現れる釜付きの小滝。 泳ぎ一発で突破!                    ■更に2段、3段と続くスダレ状斜滝。
  





  




             ■壁を持った二条の滝はどこでも取り付けそうだ。 今回は左の太い流れの方を直登。 ここも快適☆
  






        ■しばらくの遡行で釜の奥に広がる爽やかなナメ・・・☆ 美しい渓相だ☆
        




■しばし続く滑床の渓をずんずん進み、右股一の沢を見送ると、程なくして右股二の沢が出合う。 ■この地点から右股・二の沢に侵入
  



■しばし大岩ゴーロの谷を遡行すると傾斜が増し、連瀑帯となる。 程よくホールド&スタンスの点在する滝は快適に且つ、慎重に直登。
  
  ■下部は左壁から侵入し、上部は直登した。傾斜は強いがホールドが豊富◎
  

●さて、そろそろ今日の目的の一つでもある 『煤市谷大滝』 が現れてもいい頃なのだが・・あれれ・?おかしいね〜・この滝の上かな?稜線が近いが^^;




■見たままの傾斜だが、スタンス&ホールドがしっかりしていて快適☆この上か!?         ■更に傾斜を増した谷を遡る! 曲がった先か・!?
  




■細くなった流れの中心を、ここは慎重に。。。岩質が若干、脆い箇所がありそうだ。 かくしてこの滝の上部で谷が完全に源流となり平流となった。 大滝は無かったX
     

  




■さあ、気持ちを入れ替えて源流から沢詰め、本谷に向かってトラバース。流れが太い本谷を横切って更に南東方向に薮を漕ぐことしばしで、追越峠への踏み跡に出る。

●途中、幾つかの支尾根を股越すが、真南を向いて下っている支尾根は間違い。 追越峠への道は境を示す杭などが点在する明確な踏み跡だ。所々にテープもある。




       ■追越峠のシンボル 大きな杉の木の側に並んで立つお地蔵様。 今日も道中の安全をありがとうございました◎
      

      
      
      
      ■煤市集落への道はとても安定していた☆

      






■煤市谷・右股二の沢から〜 追越峠へ・・・無事に到着! 皆さんお疲れ様でした。 残念ながら幻の大滝は・・・本当の幻と終わってしまいました、、
 むむぅ〜・・と言う事は、あの薮尾根から垣間見えた大滝は、右股一の沢で息を潜めているのでしょうか!?
 ともあれ、煤市谷右股・二の沢は、濃い原生林に覆われた快適且つ、快活な渓流で、源流息の雰囲気は抜群☆ しかも登り頃の滝も連発してて遡行に夢中に
 なれる良い沢でした。 念願の一つでもあった追越峠から煤市集落への道も歩けて、今回の沢探索も満足!それでは皆さん、また未知なる渓でお会いしましょう。









■時  期  :  2012年 8月19日
■地  図  :  見  立
■メンバー  :  iso, aya, sg



    



                                                  
































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