鹿川エリア 山の神谷〜国見山主稜線 (2013.01-27)

■昨夜の日隠山氷瀑偵察ではまずまずの収穫を得、今日はもう一箇所のエリア〜「山の神谷源流部の渓谷」を覗きに行くことにする。 このエリアは、
ダキ山北面の渓谷では一番西側(左側)に位置する谷で、この谷までをダキ山北面エリアと呼べるのではないだろうか。遠目で見てもこの付近に大小の
氷瀑がチラチラ見えるので、間違いなく凍っているのだろうが、問題は取付き点。山の神谷も、鉾立谷も 両岸には大規模な花崗岩壁が聳えている。 
手が付けられるのかね。。^^;


■山の神谷本流渡渉
 ■いつもの鹿川キャンプ場奥地からのアプローチだが、今日は駐車場から
 真後ろ(南側)の藪を漕いで山の神谷に入ってみたのだが、かなりのショートカットで
 時間短縮が出来た。 デルタルンゼ方面の支谷をかわして、山の神谷本流を遡る。 

 1時間程進んだ付近、左岸から、それは見事な三段滝が落ちていた!
 この気温で、この程度の凍結状況であれば、ひょっとしたら登攀可能な状況になる
 事もあり得る! 
 更に進むとハング気味に被った滝から、直瀑が落ちている。凍結状況悪く途切れて
 いるが、寒が締まって繋がればバーチカルアイスになるのかも☆



 ■しかしながら、この三段滝も 繋がればバーチカルな気分の滝も、出合は圧倒的なスラブ壁!ズラッと大規模な花崗岩の大岩壁が続いていてちょっと手がつかない。 
 これは根本的にアプローチの方法を練り直さなければ。       
■氷瀑を見上げる後姿はアノ、昭和男児@トオルさん♂もうバラバラ・ブラザーズとは言わせない♂
  





■交際疑惑!? のあるヨシカズ&キクキク。 日本は自由な国だ☆
 ■仕方なく更に本流を遡行する。 時折出てくる氷瀑はボリュームを増してきている。 
  途中、大規模な崩落で巨石が谷を埋め尽くしている箇所があったが・・・ 数年前は
  こんな感じじゃなかったと思いますけど・・記憶が曖昧なのかな。

  遡行する・・と言うよりも、右岸を巻きつつ、雰囲気の良い原生林帯を歩きつつ
  そろそろ源流となってきた辺りの第3支谷に侵入〜 ダキ山⇔国見山の縦走路を
  目指して遡行開始。登れそうな氷瀑がチラチラ見え始め、カツンカツンと越えて行く。




■支谷の更に枝沢からの流れが氷結してきた☆                       ■支谷本流も氷瀑に仕上がっている。
  



■三者三様のアイス・ボール☆ 必死なケロ、 豪腕@綾吉・・と比較して、インパクトが柔らかいヨシカズのアックスワーク。フリーに通じる物があるかな!?



■氷床が中々ボリュームアップしてきた。小滝が続き楽しく遡行が出来る区間。時折小雪が降りしきる。        ■経験の差を感じさせる、サルケン@綾吉♪
  
  ■ちょっぴり恐がりのケロおやじ・・・ 安心されたようです♪ (笑)
  




■沢登りで言うと、沢詰めに入ったくらい。                                ■物好きなお兄さん達・・・と、申し上げて差し支えないと思います !?
  

  




■沢も浅くなり、目前に稜線が見えてきた。
  
  ■国見山 ⇔ ダキ山 縦走路に脱出☆ お疲れ様でした!
  


 ●山の神谷遡行~主稜線へ抜け切り☆ 皆さん、お疲れ様でしたー◎
  この日も前々から気になっていた、 山の神谷源流部の様子が見れて、まずまずの収穫だったと思います。特に目をつけていた、第1〜第2支谷には
  間違いなく「何か☆」 が有る・・との予感がビンビン伝わって来ましたが、課題は取り付き。本谷からの侵入は不可能である為、もっと下流からトラバース気味に
  接近を試みるか、稜線から派生した支尾根から、方角決めて下降するか・・・何れにしても工夫の為所であります。 それはそれで楽しみな事です◎



       




■と言うわけで、国見山を間近に確認したものの、山頂は割愛して下山にかかる。鬼の目山林道までは ほんの一息でした。 ここから鉾岳方面に向かい
 一般登山道を下山。 いやはや、中々良く歩いたし、お楽しみの詰まった良い谷でした◎     それでは皆さん、また未知なる渓でお会いしましょう☆






■時  期  :  2013年 1月27日
■メンバー  : kiyokawa, kikukiku, yosikazu, sige, iso, kero, aya, sg







                                                



























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