樅木本谷〜ヒガエリ谷〜国見岳     (2013.07.13-14)

■九州脊梁山地のど真ん中に位置する国見岳・・・ もう何度と無く訪れたこの界隈であるが、何度来てもその魅力は一向に色褪せない。
 今回は遠征を控えたメンバー、体力増進を計るメンバーなどと共に、ボッカ沢中泊、源流遡行から縦走に向った。 天候は微妙だが大崩れ
 はしないようだ。 これより2日間、脊梁山地の山懐に深く抱かれようではありませんか☆



■いつもの五勇林道ゲート付近から歩き出し、最初に張り出した尾根の付近から入渓するも・・・何だこれは!!沢が激しく濁っている! おそらく上流で工事している
 のだろうと、しばし遡行するが一向に水が澄み切らない。 後から解ったのだが ヒガエリ谷とマタロク谷の分岐点に架かる橋の上部から山が崩壊していて、林道が
 完全に埋まっている。 この土砂を取り除くために重機が入り、ダンプで土砂を取り除いている大規模な工事が行なわれており、その為の濁りであった。




■水量もまぁまぁ多めで、濁ってるものだから川底は見えないし、いささか往生しながら遡行する。 澄んだ水が恋しい♪
 

 



■日が射すと、そこは脊梁の谷・・雰囲気は良い☆ 九州沢業界の重鎮@綾吉女将!      
  



■一旦林道に上がって、二股の箇所から再入渓〜 これから上流は綺麗な水になった☆
  



■渓相も良くなり、16時も過ぎて雲行きも怪しくなってきたのでテンバを探すが、後一歩のテンバが多く、そうこうしていると雨が降ってきたので、慌てて野営準備に入る。
 タープを張り終わった途端に、バケツをひっくり返したような土砂降りとなり、一時唖然とするが・・・ひとしきり降ると雨は上がった・・・ホッとしました^^;

  
●夜は雨が降らないかとヒヤヒヤしてましたが、大丈夫でした◎ 雨で焚き火も火がつかず、ひとしきりタープの下で四方山話に花が咲き、渓の夜はいつものように更けて
 行きます。 8時も過ぎた辺りからウトウトしだして・・・ 遡行の疲れもあったのでしょうか、皆さん揃ってご就寝☆ 一応 夜中に2次会を計画したのですが、朝まで
 ノンストップでおやすみ Good night☆ でありました♪



■翌日朝、快晴☆ 気分良く遡行開始。                                ■煌めく脊梁の渓は美しい! 
  



 ■源流部に広がる 桃源郷の入り口
 



      ■この景色を見に来た・・・と言っても過言じゃない。 ヒガエリ谷最深部のこの場所は、もっとも心引かれるエリアの一つだ☆☆☆
      




          ■そして最源流部・・・ すぐに通り過ぎるにはもったいない景色。  正面に見える稜線に向ってひと登り!
          



■平家山近くの縦走路に出て国見岳を目指す。                            ■おなじみのピーク@国見岳山頂!  皆さん お疲れ様でした!
  





■稀代のクライマー@yosikaz! 国見岳に立つ♂                      ■山と渓谷をこよなく愛す、心優しい山屋の皆さん・・(笑)
  
●山頂に殆ど興味を示さないヨシカズに、無理やり山頂標識を持たせ、
 『笑え〜、笑ってー!』・・・と、笑顔を強要する鬼のような山屋さん達に
 取り囲まれ、なされるがまま、仕方無しに微笑むヨシカズ。 









■時  期  :  2013年7月13〜14日
■地  図  :  国 見 岳
■メンバー  : iso, hyaku, yosikaz, kero, aya, sg








                                                                 



























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