大崩山塊・　七年谷〜桑原山〜七年山　 　(2014.06−15)

◆大崩山塊の北の外れ・・桑原山。さすがにこの山だけ！・を目指して福岡くんだりから訪れる登山客は少なかろうがどっこい！この山は侮れない原生林を有している。
　北川水系の渓谷が美しい渓谷美を造形する花崗岩の谷は、藤河内渓谷から立松谷など極めて水質の良い、綺麗な水がウリだ。昨今、この立松谷や夏木谷では
　山ヒルの被害が聞こえてくるが、数年前に遡行した隣の桑ノ原谷には、山ヒルは居なかった。（たまたまかな・？）　とは言いながらも一応、ヒルを警戒する準備が
　必要なのでは？　色々避難を浴びながらも虫よけスプレーを持参したのだが・・・　皆さんチャッカリ虫除けスプレー持ってきてましたね・・＾＾♪　
　さてさて今回はこの七年谷から桑原山〜　七年山と周回縦走予定。　何が出ますやら乞うご期待☆
　

■七年谷沿いの林道をしばらく歩き、最初の右沢付近から入渓。　そこには何とも美しい渓谷美と、清冽な清き流れがあった☆　美しい〜〜☆☆☆
　　

　　

■遡行する事しばしで、何とも珍しい３条の滝が落ちていた！　高千穂峡のミニチュア版のようだ☆
　　

　　　　■実に爽やかな景色！　一番奥の滝は登りやすい構造になっていた。
　　　　

■要所要所に　ゴルジュやら小滝やら釜などが出てきて、遡行者を飽きさせない、　しかもどれも安心して、楽しみながら突破できるのだ☆　真夏向きの沢ですね☆
　　

　　　　　　■Beautiful!!!☆
　　　　　　

■地図上で林道が横切る前後は、激しい崩落・崩壊で谷が埋め尽くされていた。もちろん林道も崩落でズタズタ・・綺麗な堰堤があったが、完成後に崩落したようだ。
　　

■林道から上部もしばしガレているが、原生林は濃くなる。ブナ・沢ぐるみが起立する沢詰め。　　◆実に趣深い沢詰めの景色だった☆
　　

■胸突き八丁！　急登の斜面を汗水流して登り上げる！　付近の原生林は実に爽やかだ☆
　

　　　　■一あえぎで桑原山山頂☆
　　　　

■桑原山から七年山へ続く道には、それは見事なブナの巨樹が立ち並んでいた！！　壮観な景色だ☆
　

　　　　　■七年山山頂！　何だか水から上がった河童さんが居ますかね・(笑)
　　 　　
　

◆七年谷遡行！　皆さんお疲れ様でした☆　七年谷は隣の桑ノ原谷にも似た水質の良い谷でした。さすが北川水系・・と言った所でしょう。　所々に小滝・釜・
　プチゴルジュを備えた谷で、楽しく遡行できると思います。今回もある程度の登攀用具を持参しましたが、お助けスリングのロング以外は何も使いませんでした。
　この谷、遡行そのものは良いのですが、地図上の林道が横切る付近から谷はガレガレとなり、水流も極めて少なくなります。　沢登りの享楽は林道まで・・
　と思った方が良いので、林道拾って下山するのも一策。　林道から上部は、地図を見てもわかるように等高線の詰まり方は半端ではありません。　
　見たままの傾斜が稜線まで続きますので、腕まくりして乗り込んで下さい。　　『俺は何が何でも沢詰めから山頂を踏んでやるんだ！！』　・・
　・・と言う篤志家で、自然派探検隊のそこのあなた！　是非とも山頂踏んで、七年山周りで下山して下さい。　尚、桑原山から七年山への縦走路は途中、
　極めて分かりにくい区間があり、何度も道を外しては修正を繰り返したのであります・・・ハハハぁ・・＾＾；　それでは皆さん、また未知なる尾根でお会いしましょう☆
　

■時　　期　　：　　２０１４年６月１５日
■地　　図　　：　　木浦鉱山
■メンバー　　：　poo, shige, hyaku, wata, ayakichi sg





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　

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