~紅葉源流逍遥・ 奇跡の森、煤市の森~        (2015,10.17~18)
見立渓谷起点~夕ヶ鶴~黒岩谷左股~煤市谷源流部~
 本谷山南尾根~本谷山~笠松山~笠松谷下降周回縦走

◆2015秋真っ盛りの10月中旬。九州各地では高嶺から徐々に紅葉前線が降りてきて赤や黄色のニュースで盛り上がっている。今年の紅葉源流逍遥は、
どの方面に向かうか・・・遥か太古の原始の森に楚々と流れる源流の一筋を期待して目論む先は
煤市谷源流域一体☆ これまで数回、煤市谷上部は覗いて
みたものの水涸れギリギリの最源流部はまだ触って無いのだが、
付近の様子からして間違いなく趣深い景色が広がっている筈!・と、勇んで出陣。
今回の周回コースは見立渓谷の英国館付近
を起点に夕ヶ鶴~見立谷に沿って伸びる登山道を拾って黒岩谷左股に侵入、深部の森に向かい沢詰め~
小尾根を越えて
煤市谷源流部に辿り着き野営。翌日は追越峠から派生する本谷山南尾根に乗り、本谷山~笠松山と縦走・・・ちょっと寄り道で笠松谷方面に
下山し、林道を拾って周回下山とする予定。さて、参りましょう。


◆英国館付近に車を停め、見立谷沿いの赤テープも見える登山道(ソマ道)を辿って北上する。ここから傾山に登る人、この登山道歩く人って少ないだろうなぁ~・
 なんて思ってたら何と、キャメちゃん歩いてました。。。さすがいぶし銀の山間部流浪人!(笑)




◆黒岩谷出合から左岸に付く林道を歩いて、谷を横切る箇所から入渓~すぐに出合う左股に進路を取る。次第に細くなり沢詰めとなり気持ちの良い尾根に上がり、
反対側の斜面を下る。そこには素晴らしい原生林が!




◆黒岩谷左股を爽やかに詰める。歩き易い平流ですが水は綺麗☆  ◆ひょっとして?と思ってたが、黒岩谷左股源流域にはテンバ適地はありませんでした。
  黒岩谷左股



◆黒岩谷左股と煤市谷源流部を分ける分水嶺的支尾根。 ここから森林の様相がゴロっと変わって素晴らしい原生林帯となった。
  



◆煤市谷側に下ると更に林の雰囲気は良くなり感嘆の声が漏れる!実に雰囲気が良い。少し下っただけで源流域には水流が出てきた!テンバ敵地も豊富◎
  



◆どこで手を打つか迷うぐらい景色も雰囲気も良いテンバがそこかしこに広がっていて、幸せな野営地に恵まれた。煤市の森は優しい。
  



◆テンバ近くでムキタケを収穫!油いために、カボスと岩塩のホイル焼きがこれまた絶品! 最近のトレンド・・・テンバでのお誕生会・・(笑)





◆黒岩谷左股から支尾根を乗越すと細分化された煤市谷源流部が一望できる。原始の森、
 疎林ゆえだからだろうか、地形図の等高線を見たままの地形がそこには広がっているので、
 地図読み登山の楽しみも十分に満喫できる。 幾筋かに分かれた尾根と谷を下降しつつ、
 営地を求めるのだが少し下るだけで、水流はすぐに出てきてテンバ適地もそこかしこにある。

 
流木薪も豊富で、下地はふかふかでマットも要らないくらい。 もちろん夜空には都会では
 見れないような夥しい数の星・星・星・・満天の星空とはこの事だ☆☆☆
 たき火を囲めば唄も出てくる、鍋も旨い、酒もこれまた旨い。

 ここは本当に素晴らしい別天地 ・・・ 煤市の森だ☆



     ◆翌日、目の前の支尾根を拾い本谷山南尾根に続く支尾根に出るのだが、この尾根付近がこれまた素晴らしい!星三つです☆☆☆
  



     ◆このモミジの色づきは実に良かった。
    

    ◆ブナ、ナラ、ヒメシャラにモミジ。 こんな爽やかで美しい森は滅多にお目にかかれない☆ 急いで通り過ぎるのは勿体無いくらい。
    



 ◆ もう言葉は要りませんね♪

  

  




  


 

◆本谷山南尾根                                               ◆南尾根から本谷山を望む
  
  ◆本谷山山頂!
  



◆縦走路上の紅葉                                            ◆笠松山山頂
  
  



◆傾山を遠望しつつ笠松谷方面に下る。                               ◆ここも日本庭園のように美しい。
  



◆紅に黄色に色づいた林を惜しみつつ、踏みしめつつ♪
  

  



  ◆最後は植林帯となり笠松谷左岸の林道に脱出~見立谷方面に下る。夢から現実に戻されたみたい^^;・・・だけど、天気も良く景色も最高の
   紅葉源流逍遥~見立起点周回縦走でした! 皆さん、無事下山お疲れさまでしたー☆ 

        





◆時  期  :  2015年10月17~18日
◆地  図  :  見 立
◆メンバー  :  sige, hyaku, poo, cyame, simo, wata, kero, ayakichi, sg 




                                           

























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