五ヶ瀬川水系・大谷~ 小川岳 (2016.09-11)
◆シーズンもそろそろ終盤戦と言う事で、何となくクールダウン的な渓相、天国のナメのような渓谷を迫りくる秋を感じつつ、ひしひしと歩いてみたいなぁー・・
などと思うのも人の性でありましょう。 今回の小川岳は東面から差し込む谷、西面の白岩谷(緑川源流)と、北面の小川川源流と歩いたので、残された南面
から登ればグルっと360度の谷を覗いてみた事になる♪地形図から見ても何となく良さそうな感じはするが。。まぁ、何度となくこの『沢屋の予感』、と言う物に
騙された事も珍しくはありませんが・・・^^; とりあえず行ってみましょう♪
◆五ヶ瀬ハイランドスキー場に向かう道を少し登ると右手に広がるのが波帰集落で、すぐに橋が架かっている。橋の袂に「大谷川」との明記があり今回の沢の名前も
判明した。今年の梅雨の集中豪雨でこの波帰地区も土石流の被害が出たようで、波帰生活改善センターの1階部分には押し寄せた土砂が今も残っていた。しばし
林道を歩いて入渓~ 沢の中も沢抜けの跡がひどい。
◆谷全体が岩盤、砂地が極めて少ない。岩の上を水が踊るのだが、この特徴が土石流を一気に下流に運んでしまうのかもしれません。
◆この谷は概ね、谷全体が岩盤で、岩の上を水が滑る感じが強い。 中流域も沢抜けの跡が痛々しく、自然の猛威の凄まじさを痛感します。。
◆開けた区間は快適な遡行☆ 大滝も難場もありませんが、沢の感じは良好だと思いました☆ pooさん激シャワー突破☆
◆源流域も実に味わい深い渓相が広がる。 良好なフィリクションでずいずい登れる☆
◆源頭は下生えが茂るふかふかの斜面で、さして急斜も無く、ひどい藪漕ぎも無くスンナリ山頂直下の稜線に脱出☆ とても穏やかな沢抜けでした◎
◆快適な縦走路を数分で山頂☆ 下山は、前回確認していた東側に伸びる立派な踏み跡を辿ったらすぐに林道に出て、そこには『小川岳トレランコース登山口』
との標識があった。やっぱり一般登山道だったんだね~・・どうりで立派な道でした☆
◆時 期 : 2016年9月11日
◆地 図 : 鞍 岡
◆メンバー : iso, sige, poo, came, kero, ayakichi, sg
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