井戸谷~ 1326mピーク (2016.09-25)
◆とかく雨の少ない今年の夏でしたが、ここのと事の台風の接近や秋雨前線の影響で九州各地の渓谷も幾分、水量を戻して来たようだ。そんな中、
いくつかの候補からチョイスしたのがこの井戸谷。先々月はこの1326mピークの北東面に差し込む『一つ戸谷』を遡行してみたが中々渓相も良かったので、
地形図上で付近をチェックしてみて目を付けた谷・・・時同じくしてキャメちゃんも同じ谷に注目していた^^♪ 行程もそこそこあって流域面積も中々広そうで、
上流部の等高線の入り方が、沢屋さんの感情をくすぐる。小崎川本流との出合い部分に記載されている小さな吊り橋記号も気になるところ♪ さて今回も
何が出るかわかりませぬが、早速入ってみましょう♪
◆いつもの国見トンネルを越え日向椎葉湖を渡って小崎集落方面に向かう。川の対岸にも風情豊かな民家があって、地図に記載されていた吊り橋が見えた。
吊り橋から続く踏み跡をしばらく辿り、頃合いを見て井戸谷に入渓する。
◆下部入渓直後に現れたのは、迫力満点の大釜付直瀑☆ 右壁には取り付けそうなホールドが豊かそうなので登れない事もないだろうが、謹んで高巻き^^;
◆下部は実に里山の藪沢っぽくて、二股前後に堰堤も三つほど出てくる。高巻きついでに林道に出て歩いていると、たわわに実ったアケビを発見!収穫に勤しむ☆
◆地図上にも記載ある最後の堰堤を越え、林道が横切る(三連土管あり)地点から上部が、この谷の本領発揮だ。2条の斜滝から遡行開始!水質も極めて良好☆
◆斜滝、小滝、多段滝・・・と、次から次に現れる滝はほぼフリーで直登できる☆ アトラクションをこなしつつ軽快に遡行☆
◆この釜付きの滝も、左壁 右壁、どちらもフリーで登れる☆
◆男@チャーちゃん! フリーで突破☆ ◆違和感ガールも大奮闘☆
◆V字チョックストーン滝の水流は激しい! ◆先鋭的且つ紳士的な沢屋さん二名による、豪華なスポット・・・(笑)
◆更に滝群は続く☆ やっつけ仕事だ^^;
◆シャワーも続くと少し寒くなる!? いやいや、暑いし南面の沢なので水に親しむのも快適、快適!☆☆
◆水も減じて源頭域となり淡々そ詰めあがると、山頂直下のコルに脱出! 図らずも今シーズン 2度目のピークとなる1326m二等三角点△
△
◆下山で利用したは林道は、途中から舗装路となり、九州脊梁山地南部の山々が見渡せた☆
◆小崎川本流、吊り橋下で衣服や靴や体を洗ってスッキリ爽やか☆
◆何が出るかとドキドキ(土管やら堰堤やら出ましたが・・・)してましたが、総じて見ると実に
快適で水の綺麗な良い渓でした。 中央部の二股では明らかに左股の方が水流が多く
見えたのですが、地図を信じて行程の長い右股に進路を取ったのですが、この分だと
きっと左股も面白いと思います・・・ 来季の楽しみかな♪
それでは皆さん、また妙なる森でお会いしましょうー!
◆時 期 : 2016年 9月25日
◆地 図 : 不 土 野
◆メンバー : sige, hyaku, poo, cha, ryoco, kero, ayakichi, sg
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