~ふるさと紀行~
南畑発電所~道十里~九千部山~南端ダム周回(2017.11-23)

◆脊振山系@九千部山の北北西、南端ダムの東方向に 514.9m の四等三角点があって、これの名を『道十里』 と呼ぶらしい。色々調べて見えると
道十里とは其の昔、南端ダムができる前にこの地域にあった小さな集落=村の名前らしく、十戸の世帯が住んでいたようだが、南端ダムの湛水と共に
ダム湖に沈んだと言う。地元ではこの地域を五ヶ山と呼んだりするがこの謂れは、東小河内、網取、道十里、桑河内、大野とこの五つの字をもって
五ヶ山としたようだ。 さて、この日はこの道十里の三角点を目指し更に、九千部まで足を延ばせれば大慶であるが、どこからアプローチするかしばし地形図
をにらめっこしつつ考えた。 なぜこのピークに興味を持ったかと言えばその昔、南畑ダム・ダムサイトから九千部方面を眺めると、その一帯だけ見事な
原生林が茂っていて、藪フリークとしては垂涎の尾根と思えたのだ。だとするとダム下の渓谷から本流を渡渉して接近するのが良いかもしれないが、
更に下流の市ノ瀬集落付近の林道を拾うと、目指す尾根の末端から登れる可能性がある! で、今回は南畑発電所から林道を拾う事とした。



◆市ノ瀬の南端発電所そばの林道から畑仕事をしている地域住民に挨拶しつつ、奥へ進む。里山の控えめな紅葉の彩が美しい。



◆舗装路から砂利道になり、堰堤が見えたあたりから藪に突入するが、後で考えるとこの林道をさらに奥まで進んだ方が良いようだ。
  



◆目的の尾根に上がった付近から明確な踏み跡が出てきてその後は苦労する事無く、道十里に導いてくれる。
  



◆途中のジャンクションピークにあった大規模なヌタ場。この付近にはおびただしい数のイノシシが居る気配がプンプンする。事実この日も、ウリ坊が足元から出て来た!
  



◆道十里の手前からは九電道も出てきて、快適な山道となっていた。 これが念願の道十里ピーク(四等三角点)
  


◆道十里から先もテープや古い標識がアチコチに点在し、九千部山までは快適な登山道となっていた。
  




                                     ◆桜谷登山道と合流して、九千部山山頂へ☆
  




      ◆この南端ダム管理棟の背後に見えるピークが道十里だと思います。次回はダム下のボルダーエリアから登ってみたいと思いました☆
       






◆時  期  :  2017年11月23日
◆地  図  :  脊振山、 不入道
◆メンバー :  ayakichi , sg






                   
                       






























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